電マを発明したのは130年前の医者

『ヴァギナ 女性器の文化史』というマニアックな本があります。
説明する必要はないと思いますが”ヴァギナ”とは”オマ○コ”のことです。
この本は「いえーい!オマ○コ大好き~」とかそういうふざけたノリの本ではありません。
英国の女性研究科が書いたクソ真面目な本です。
見出しはこのようになっています。

1.世界の起源 ヴァギナの民族文化史
2.性に関する言葉の歴史 ヴァギナの言語学
3.ヴァギナの動物学・昆虫学
4.イヴの秘密 ヴァギナの解剖学史
5.愛の液の世界
6.匂える園
7.オーガスムの働き

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)
キャサリン・ブラックリッジ
河出書房新社

ためになる知識がたくさん書かれており、自分の舐め犬活動にも活かされています。
この本には「女性の自慰行為」についても書かれています。
昔は「女性の自慰行為は不純なもの」という考え方がありました。
ヨーロッパなどでは女性の自慰行為を減らすため、クリトリス切除させたという歴史もあります。
今でもアフリカの一部ではこのような文化が続いている地域があります。
そのような考え方がある一方で、
「女性の自慰行為は健康を維持するために必要」
という考え方もあります。
中世の写本には
「もし、女性が過度の性欲を持ちながら性交できないとき、欲望を満足させられないときには、重大な病気になる」
と書かれてあります。
当時、独身や未亡人、修道院に入っている女性などは気軽にセックスをすることができなかったそうです。
こうした女性たちははどうやって性欲を解消していたのかというと、病院へ行き、医療としてヴァギナのマッサージを受けていました。
この「ヴァギナのマッサージ」というのは、今でいう「手マン」のことと思って間違いないでしょう。
手マンを行っていたのは男性医師や産婆だったそうです。
なので大昔の医者はめちゃくちゃ手マンが上手かったというわけです。
ただ、残念ながら「舌を使った医療行為」が行われてい事実は見つかりませんでした。
この手マンによる医療は何世紀にもわたって行われていました。
仕事とはいえ、医者が毎日AV男優のように手マンをするのは大変だったことでしょう。
なかには
「ぼく、手マンするためにお医者さんになったんじゃないのに・・・」
と愚痴こぼしていた人もいたはずです。
そこで今から約130年前!
画期的なものが発明されました!
電動式のバイブレーターです!
電マ 歴史
イギリス人医師で発明家のジョゼフ・モーティマー・グランヴィルという方が開発しました。
医師で発明家とはとんでもない天才です。
当然、この世界初の電マは飛ぶように売れまくります!
このおかげで、手マンのプロとなってしまっていた医師たちは本来の医療に専念できるようになりました。
電マは医療の発展に貢献したといっても過言ではありません。
また、この当時の電マの広告には
「健康にいい」
とだけ書かれ、性的な表現は一切されていなかったでそうです。
電マ 歴史
1918年。今からちょうど100年前の広告です。
現在でも電マは
「ハンディマッサージャー」
という名前で売られ、基本的に性的な表現はされていません。
「女性の自慰行為は必要なもの。でも隠さなければいけないもの」
という認識は長い年月が経っても変わっていないようです。

医療行為で手マンを行っていた医者はこう嘆いた
「電マを使えば手マンをするよりもはるかに深い快楽を短時間で得ることができる・・・」
女性たちは100年も前から電マの魅力に取り憑かれていたのである。
私は舐め犬舐めでお会いした女性に
「オナニーはしますか?」
と聞くことがあります。
そこで返ってくる答えは全員「YES!」
My電マを持っている方も多いです。
でも、私は電マは大嫌いです。
電マを使えば誰でも簡単に女性を気持ちよくさせることができます。
私も手強い相手にクンニをしイカせられず、電マに頼ってしまったことがありました。
そのときはいつも涙を流しながらおっぱいを舐め、右手で電マをクリトリスに当てています。
ものすごく悔しいです。
クンニをせず電マを使うのはクンニストとしてのプライドが許さないのです。
2019年はおもちゃなどには頼らず、自分の舌と手を信じて頑張ろうと思います。