HIV・梅毒の検査は無料
HIVの検査は日本全国どこでも無料で受けることができます。
もちろん匿名です。
私の住んでいる仙台市ではHIVと一緒に梅毒の検査もしてくれます。
HIV検査・相談マップ
https://www.hivkensa.com/
HIVの感染経路で最も多いのが性行為からです。
いや、正確に言うと「コンドームをつけずに行う、生セックス」からです。
コンドームを使用してセックスをすれば、HIVの感染はほぼ100%防げます。
HIV / エイズの基礎知識
ただ、生セックスをしたからといっても、すぐにHIVに感染するわけではありません。
HIVは生でセックスをした日から約3ヶ月経たないと抗体ができないので、感染したかどうかはすぐにわからないのです。
クンニをしてHIVに感染する確率は極めて低いですが、ゼロではありません。
でも、HIVが心配だからといって3ヶ月もクンニをしなければ、私は逆に病気になってしまいます。
たぶんうつ病とかの病気に(笑)
なので、だいたい3ヶ月に一度くらいのペースでHIV検査を受けに行っています。
リタッチカラーで美容室に行くペースと同じです。
保健所の検査
そんなわけで、今回も保健所のHIV検査にやってきました!
場所は仙台市青葉区役所です。
1ヶ月前にネットから予約をしました。
受付を済ませると、待合室に通されます。
待合室はパーテーションで仕切られており、プライバシーにも配慮されています。
とはいえ、通路では他の人とすれ違いますので、マスクをしていったほうが安心でしょう。
今回の検査は40~50代の男女が多かった気がします。
しばらくすると番号を呼ばれて、採血室に通されました。
前回と同じ、物腰の柔らかいかわいいご年配の看護師さんに血を取られました。
関連記事:仙台青葉区役所のHIV・梅毒即日検査
献血に興味はありましたが、行ったことはありません。
「献血をすることで誰か救われるかもしれない」という気持ちと「舐め犬のヤバい血を他人に輸血していいものか」という気持ちが半々です。
採血が終わると、結果が出るまで待合室で待機します。
即日検査なので、結果がわかるまでだいたい1時間くらいかかると言われました。
45分後・・・
「123番さん」
「はい!」
番号を呼ばれて、個室で検査結果が発表されます。
テーブルの上を見ると、コンドームが置かれていました。
コンドームはあって困るものではありません。
中国のコンドーム政策
冒頭で書いたようにコンドームを使ってセックスをすれば、性病にかかる確率は減ります。
中国ではHIV患者を増やさないために、政府が「なりふり構わぬ」対策を取って感染拡大を防いでいるそうです。
中国の国家衛生健康委員会は「10月末段階のエイズウイルス(HIV)感染者は95万8000人で、継続して低水準に抑え込んでいる」と発表した。「最悪1000万人」も予想された事態で、政府が「なりふり構わぬ」対策を取ってきたことで感染拡大を防いでいる。https://t.co/2gJAbzGKaN pic.twitter.com/HceCRcMXHZ
— From China (AFPBB News) (@Afpbbfromchina) December 24, 2019
この「なりふり構わぬ」対策とは結構すごいものでした。
・薬物常習者への注射器新品交換サービス
・売春専門宿への避妊具の販売を義務付け
・街頭でのコンドーム配布
・一流ホテルにもコンドームを置くように指導
もちろん批判も多かったそうですが、薬物や売春は完全に排除することは不可能です。
こうでもしないと無防備なセックスをしてHIVに感染する人が減らないと考えたのでしょう。
コンドームの値段
今回、私がもらってきたコンドームは、日本最王手のメーカー、オカモト社の製品でした。
ちなみに私はサガミ派です。
生で無防備なセックスをする人のなかには
「コンドーム買うお金がもったいない」
という人がいます。
コンドームは5個入り500円が一般的な価格です。
安価なものでも1個50~60円くらいはします。
中国のように大量に配布するのは難しいと思います。
でも、せめて性病検査を受けにきた人には、5個入り1箱をプレゼントするくらいのサービスをしてくれると、これから検査を受ける人が増えるかもしれません。
ちなみに私はAmazonで20個入り2箱を買いました。
梅毒都市仙台
検査を受けたとき、驚きの資料をもらいました。
なんと仙台市では梅毒患者が増加しまくっているのです!
男性は20代~40代
女性は20代~30代
に多い状況だそうです。
これは他人事ではありません!
仙台市はどうしてこんなに梅毒が増え続けているのでしょうか?
マッチングアプリで梅毒に?!
日本性教育協会のお偉いさんはこう言っています。
マッチングアプリとは、婚活・恋人探しをするためのアプリのことです。
マッチングアプリの男女比は7:3といわれています。
男性が少ないパイを奪い合っている状況です。
なので、女性が登録すれば誰でも男性とマッチングすることが可能でしょう。
ある女性読者様はマッチングアプリに登録して、写真を入れていない状態なのに「いいね」が何件もきて驚いた、と言っていました。
男性はアプリを使うのにお金がかかっているので、元を取ろうと必死になります。
しかし、男性が必死になる理由は、お金がかかっているから、ということだけではありません。
男性がマッチングアプリで必死になる最大の理由は
「女性とセックスがしたいから」
です。
こちらが仙台市の梅毒報告数
そしてこちらがスマートフォンの普及率です。
梅毒件数とスマホの普及率には相関関係がありました。
マッチングアプリが原因で梅毒増えている、というお偉いさんの見解は間違いではありません。
Twitterで梅毒に?!
また、日本性教育協会のお偉いさんはこうも言っています。
SNS による「出会いの変化」が梅毒増加の原因か?
FacebookやInstagramでエロ関係の投稿はできません。
ここでいうSNSとは、ほぼ100%Twitterのことでしょう。
私も人のことを言える立場ではありませんが、Twitterでセックスの相手を募集している人がいます。
こちらはマッチングアプリと違い、エロ垢に限れば男女比は9:1くらいでしょう。
ハッシュタグで
#オフパコ
#裏垢男子
#裏垢女子
と検索をすると、業者を含む、無数の変態投稿が出てきます。
私もブログの読者が少なかったころはアクセス数を増やすために、そのようなタグをつけて投稿していました。
Twitterもマッチングアプリ同様、出会った男女はすぐにセックスをしてしまいます。
セックスをすることは自体は否定しません。
しかし、初めて会う相手と生でセックスをして梅毒に感染してしまうのは愚の骨頂です。
必ずコンドームをつけてセックスしてください。