江戸のサムライは「手マンの教科書」を読んでいた!?

「ガシマン」に苦しむ女性たち

彼氏に手マンされたとき痛かったです

痛かったけど、本人には言えなくて我慢してました・・・

手マンで痛みを感じた女性に話を聞くと、皆、口を揃えてこう言います。

「膣に痛みを感じる手マン」
これはちまたで
「ガシマン」
と呼ばれています。

Twitterでは「ガシマン被害者の声」をたくさん目にします。

オマンコを傷つけるなんて許せないな!

クンニ藤川

残念ながら多くの男性は、自分がガシマンをしていることに気づかず、オマンコを痛めつけています。

指を挿れる理想のタイミング

私はオマンコを見ると
「舐めたい♡」
という感情が真っ先に湧いてきます。

でも、クンニをしない多数派の男性はオマンコを見るとこう思ってしまいます。

さて、チンポを挿れる前に指でも挿れるか

これは絶対にダメです!
オマンコがちょっと濡れているからといって、すぐにオマンコに指をツッコんではいけません。

私がオマンコに指を挿れるのは、最低でも30分以上クンニをしたあと、
クンニだけではイカせられないかも・・・)
と思ったときの最終手段です。

指を挿れながら舐めて♡

と言ってくるドスケベな女性もいるので、そのようなときはすぐ挿れますが(笑)

アダム徳永氏が調査した、一般的な前戯と挿入をあわせたセックスの平均時間は約20分だそうです。
なので、キスからはじまって5分以内に指を挿れるという人も珍しくありません。

5分で指入れは早すぎだぞ!

クンニ藤川

江戸時代の手マンの教科書

濡れてない状態のオマンコに指を挿れると痛いです。
また、指の動かし方にも問題がある場合があります。

痛みを感じる手マンとは以下のようなものです。

  • 激しく出し入れする
  • 膣内で指を回転させる
  • 膣壁に指の骨をあてる
  • 長い爪の指を入れる
  • 長い爪の指を入れる

無意識にやってしまっている男性は多いでしょう。

とはいえ、男性にはオマンコがついていません。
おっぱいなら男女共通していますが、オマンコは男性のカラダにない部分です。
童貞やオマンコに触れた経験の少ない初心者が、すぐに気持ちいい手マンを習得できるはずがありません。
場数を踏んで勉強しない限りは無理なのです。

かくいう私もオマンコについてはまだまだ勉強不足です。
同じ指の動きで手マンをしても、潮を吹く女性もいれば、あまり感じないという女性もいます。
まだまだ知らない部分が多すぎるのです。

ということで、現在舐め犬活動を自粛している私は、オマンコについての書物を色々読んでいました。

すると、非常に興味深い内容を発見!

今から250年前、
江戸時代に書かれた
「陰みゃくの法」という名の
「手マンの教科書」です!

江戸時代 手マン
ゑんこう渡すは、中指と人差し指の腹にて、玉門も内なる袋のやうなる物の、其はらを撫でる也。
又、へのこの出入りも此処を擦るがよし。
いかなる慎み深き女も、よがり出すこと、疑ひ無し。
又、一義行ひながらは、さねの上を押してやるもよし
たとへば遊女にても、気を遣らする術也。
図を見てよく考ふべし。

陰みゃくの法(『艶道日夜女宝記』)

この文を現代風に訳すとこうなります。

手マンするときは、まず中指と人差し指をオマンコに少しだけ挿れろ!
奥までズボッと挿れたらダメだぞ!
そして指の腹で上部を優しくナデナデするんだ!
そこがGスポットだから!
女の子はここを刺激すれば感じるぞ!
同時にクリちゃんの先っちょを触ってあげると、もっと喘ぎまくるぞ!
この技を風俗行ってオキニにやってあげたら絶対ヒーヒー言うはずだ!
図の見てよく学べ!
こ、これはすごい・・・
現在にも通用する技だ

クンニ藤川

またGスポットに関する書物も残されていました。

江戸時代 手マン

>開渡しの図(『婚礼秘事袋』)

250年前からGスポットの存在が確認されていたとは驚きました。

クリと中を同時に刺激

先ほど紹介した『陰みゃくの法』のオマンコの絵に注目しましょう。

クリスリス 春画

「さねの上、是(これ)なり」
と書かれています。
「さね」というのは「実」、クリトリスのこと。
「上」というのは「先っちょ」
「是なり」は、「ここだよ」という意味です。

この絵は
「クリトリスの先っちょはここだよ」
と説明してくれていたのです。
クリトリスの場所がわからない男性のための丁寧な説明です(笑)

クリの場所は女の子によってわかりにくいからね

クンニ藤川

つまり
「さねの上を押してやるもよし」
というのは
「クリと中の同時攻撃」
ということになります。

これは私もよくやるテクニックです。
でも、実は大昔の人が普通にやっていたテクニックだったのです。

ゴールドフィンガー

今度は手の絵です。

手マン 爪

この指の形、どこかで見覚えがありませんか?

そうです!

元AV男優・ゴールドフィンガーで有名な加藤鷹さんの指の形です!

加藤鷹

加藤鷹さんは潮吹きの第一人者。
この人のおかげで潮吹きが大流行しました。
(一般人に「ガシマン」を広めてしまった原因でもありますが・・・)

昔の人は手マンをする正しい指の形まで知っていたのです。
ここでは説明しませんが、「潮吹き」も昔から存在していました。
そして手首の部分にはこう書かれています。

「爪をよく取るべし」

まじか・・・
昔の人はほんとにすごいな

クンニ藤川

AV男優の方は常に爪は短く切っています。

加藤鷹

私も爪は3日1回切っています。
オマンコに触れる男性なら爪を短く切るのは常識。

女性も男性の爪はよく見ているそうです。

江戸時代のサムライたちは、昼は刀を研いで、夜は自分の爪を研いでいたのですね。

参考文献
渡辺信一郎『江戸の閨房術』新潮選書,2005

P.S.

もちろん昔の人もクンニをしていました!

サムライ クンニ